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小暮写眞館 [読書感想文]

出会えて良かった、と心から思えるお話に久々に出会いました。


小暮写眞館 (100周年書き下ろし)

小暮写眞館 (100周年書き下ろし)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/05/14
  • メディア: 単行本


みんな何かを抱えて生活してる、そんな当たり前の事を自分ばかりを見つめているとつい忘れてしまいます。

過去があるから現在があって・・・当たり前なんですけど今の自分を形作っているのは過去なんだから、ゆっくりですけど今の自分を変えたかったら今日をがんばればいいんだ!って少し前向きになれました。
本当に前向きになれる物語だったと思います。

なんだか小難しい物語が多い中、素直に今となりにいる人や家族がしみじみと大切に思える物語でした。

最近の宮部さんの著作は、読後暗い気持ちになるものが多いなぁって感じていたのですけど・・・私の大好きな宮部さんが帰ってきてくれた、そんな感じでした。

最後にテンコのお父さんを花ちゃんに似ていると言った彼女からの写真がいつまでも花ちゃんに届き続けますように、できるなら花ちゃんと再会できますように…
山手線だっていいじゃないか(笑)!

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