ターナー展

上野の東京都美術館で開催されているターナー展に行ってきました。

実はターナー展は2度目なのです。
まだ学生だった頃、インテリジェンスなお友達に連れられて初めて訪れた国立西洋美術館で開催されていたのがターナー展だったんです。
荒れた海で波に翻弄される船の絵がすごく圧倒的で強く心に残っていました。
ポストカードをたくさん買って帰ってきたのを覚えています（笑）。

それからターナーといえば、山下達郎の「ターナーの機関車」という楽曲。
予定のない金曜日に暇つぶした来たパーティで、しゃれおつな女性がアンニュイにシャンパンを飲みながらぼーっと見つめているのがこのターナーの絵なんですね。

今回、この絵は来てませんが、機関車と言われなければわからない（私には、です）この絵と昔見た激しく波打つ荒れた海の絵を描く人物が同じなんだ・・・というとても不思議な印象をもっていた画家だったんです。

なので、今回はとっても楽しみにしていたのでした。

1番印象に残っているのが、なぜか「グリゾン州の雪崩」で、その迫力に圧倒されてしまいました。

1番好きだったのは、「月光、ミルバンクより眺めた習作」です。

なぜか私の好きな作品は色調が暗めなもの作品ばっかりですが、来ている大多数の絵のほとんどは色鮮やかで明るくて繊細な作品が多く、何時間見ていても飽きないです。
風景の中にはこんなにもたくさんの色があるんだなー

ひとまわりしてグッズを物色した後で、スタートに戻れる構成になっていたので（急ぎ足でしたが）2週目しちゃいました（笑）。
東京都美術館、しんせつー。

子供の頃から絵が下手で図画工作の成績はいつも最悪だった私ですが（笑）、素直に「おおー！」とか「すごーい！」とか感じることが心の栄養になるのかなって改めて思いました。
大満足

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